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FX取引方法

実際に行った業者での取引図

FX会社で口座開設していることを前提にした記事です。

FXの取引の流れ

新規注文

  1. 画面の買いボタンもしくは売りボタンをクリックする。
  2. 数量を決めて新規注文すると外貨のポジションが保有できます。(下記詳細)

決済注文

  1. 決済ボタンを押す。
  2. 保有中の銘柄(ドル円など)を選び、数量を決めて決済する。保有全ての決済もできます。

このように注文を自動化するシステムを利用しないのであれば取引は簡単にできます。

具体的な説明

取引を始めるにはまず通貨を保有しなければなりません。 FXは相対的な取引ですのである通貨を買うと別の通貨を売ることになります。その取引を約定して保有している状態をポジションを持つ(保有する)といいます。

例:ドル円を取引すると決めた場合

ドルが円に対して今後上昇しそうだと思えば買いポジションを保有します。

ドルが円に対して今後下落していくだろうと思えば売りポジションを保有します。

USD/JPYの部分をクリックすると成り行き注文(成行注文)の画面が出てきます。成り行き注文は簡単にいえば、購入のクリックと同時にレート変動スリップと呼ばれる)した場合、変動後のレートで購入したことにするということです。要するに一番シンプルな注文方法です。

クリックをしてポジション保有、または決済が完了した場合、それも約定したといいます。

成り行き注文をする場合はそのまま数量を入力し、許容スリップ(下記詳細)を入力して売りボタン、または買いボタンを押せばそのレートで購入することができます。数量3なら3ロットといい、通常1万通貨単位なので3万通貨購入するいうことです。

許容スリップ

売買が激しくレートが頻繁に変動する場合、約定しづらいので、いくらかスリップしたとしても約定していいという許容範囲です。スリップ1と設定した場合、スリップ0や1しか約定しないということになります。この辺は各業者の約定力(システムの強さとも表現される)によりどれくらいのスリップを許容するかの設定をします。

手数料(スプレッド)

レートが売り92.17、買い92.18となっているとします。この差がスプレッドつまりFX業者の手数料になるわけです。このスプレッドが狭ければ狭いほどトレード(特に短期(デイトレスキャルピング))で利益を出しやすい訳です。売り92.17で約定すると1ロットでマイナス100円になります。そこから1銭下がればプラス100円利益が出ます。

逆に、買い92.18で約定すると1ロットでマイナス100円になります。そこから1銭上がればプラスマイナス0になり、2銭下がればプラス100円となり利益が出ます。

他の注文方法。

自分がいなくても自動で取引できる指値注文逆指値注文などがあります。

むすび

ポジションスリップ約定成り行き注文成行注文)、スプレッドは頻繁に出てくる言葉である。

FXでの取引は基本的には注文し、決済するだけである。

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