英ポンドは為替市場においてハイリスクハイリターンの通貨として有名です。 主要通貨の中では、取引量が比較的少ないこと、取引が英国を中心とした欧州勢の参加者に限られている事、取引単位が比較的大きいことが理由として挙げられます。
英ポンドの大きな特徴は高金利通貨であることです。
2003年に米連邦準備制度理事会(FRB)はデフレ対策、景気刺激策のため、過去最低の1.0%まで金利を下げ、欧州中央銀行(ECB)が景気低迷を理由に2.0%まで下げたときでも、ポンドは3.5%に留まっていました。
今後も月に一回実施される英国の政策金利を決定する金利政策委員会(MPC)は相場を見る上では注目する必要があります。
英ポンドは豪ドルやNZドルなど他の高金利通貨と同様に、米ドルと反対の動きをすることが多いです。
英ポンドは第二次大戦前は基軸通貨の地位を占めていました。
英ポンドは相場の動きが激しい通貨であるので注意が必要である。
07年GBPJPYは250円までいき、その後120円まで下がったことがある。