IFD注文

FX取引の注文方法の一つにIFD注文(イフダン)というものがあり、これは、同時に二つの指値注文を設定する方法で、一つ目の注文が成立したあとに二つ目の注文が実行されるというものです。

この注文方法は連続注文とも呼ばれます。買って、売るという一つの取引を一度に出来るという注文方法なのですが、二つ目の注文は一つ目の注文が成立しなければ注文されません。

ですから、為替レートがよくなっていけば設定した値でリミットオーダーが働きますので、自動的に売り取引が成立しますし、この逆で為替レートが悪くなっていけば、設定した値でストップオーダーが働き、自動的に売り注文が成立するということです。

ちょっと分かりづらいと思いますので、例を挙げて見ましょう。

例:仮に現在が1ドル110円だったとします。一つ目の注文を100円になったら買うとして、二つ目の注文を105円になったら売りますと設定した場合に、為替レートが設定した通りになれば、5円の利益が得られるというものです。

しかしその反対に、一つ目の注文の100円にはなったけれども、二つ目の注文の105円にはならず、どんどん下がってしまい、損失が増えてしまう場合は、手動で売り注文を出さなければなりません。

このIFD注文は、以下のような方々にお勧めできます。

  1. 短期間で利益を出したい方。
  2. ある程度の為替レートのトレンドが読めるとき。
  3. 日中仕事があり、取引ができない方。
    重要なことですが、このIFD注文は、一つの注文で、一通りの注文決済しかできませんので、常に為替レートをチェックしておくことです。
その他の注文方法

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